「ONE〜輝く季節へ〜」リスペクトアルバム
Only ONE
Self
Liner Notes
「ONE〜輝く季節へ〜」がこの世に登場してから、もう7年以上もの月日が経ちます。
感動的な内容はもちろん、ゲーム中で使われたBGMもその輝きは今も変わらず
人々の心に残り続ける数少ない素晴らしい作品です。
2004年の秋のごろに久しぶりにONEの世界に触れて再び感動しました(特に茜にw)。
その勢いで最初に雨をアレンジしてみたら超楽しくて
続いて虹を見た小径をやってみてすっかりアレンジには
まっちゃったんです。
そして是非これを形あるものとして残したいと思い、butagami recordsを立ち上げたんです。
完成から1週間経っていないホットな気持ちを書きなぐろうと思います(笑)
CONCEPT
今までたくさんの方々が曲のアレンジをしてきたONEですが、コンセプトとして
自分にしか出来ないようなアレンジをしようと心がけました。
唯一無二のモノを作ろう……そういうことからタイトルの「Only ONE」はきてたりします。
また、絶対ショボいアレンジはしない!ということを第一に考えました。
それと同時にメロディラインは壊さないということも考えてアレンジしました。
それらはこのアルバムの副題でもある「リスペクト」
の気持ちからです。
また、色々なジャンル・方向性の曲を作ろうと思って制作しました。
同人音楽に出逢うよりも後に打ち込み(音楽)を始めたというような作曲歴の短い自分は、
何故かテクノ的な曲しか作れなかったし、他のジャンルの曲は作らなくても別にいいや!と思っていました。
でも自分は音楽(打ち込み)を老後を睨んで生涯の趣味にしよう(w と考えていて、
そのためにはやっぱいろんなジャンルの曲を作れたら楽しいだろーなー、と思って
その訓練のためにも今回のアルバムでは敢えてジャンルを絞らず、様々なジャンルの曲に仕上げました。
前置きが長くなりすぎました;そろそろ各曲の解説をします。
1.
遠いまなざし -so
far away-
アルバムの冒頭の曲はゲームのエンディングの時に流れるエモーショナルな曲のアレンジ。
ピアノとチェロだけという音数を絞った構成で、もの悲しげな雰囲気を出そうと頑張りました。
しかしそれだけではイマイチ感じが出なかったので試行錯誤したところ、
ラジオから出ているような音にすることによって自分の狙った雰囲気を出せたと思います。
2. オンユアマーク〜勝利のポーズ -usual days-
このアルバムの中で一番最後に出来た曲。2曲をムリヤリ合わせて作った強引な曲w
テクノ系ばかりの曲を作ってきた自分には無縁だったギターのコードの打ち込みには超苦労しました。
慣れないことをやったのでさすがに時間はかかりましたが、ドラムの打ち込みなんかは楽しんでやりました。
1曲目とは対照的に明るい曲に仕上げ、ギター、ベース、ドラム、ビブラフォン、ストリングスといったシンプル構成で
生音に近い感じを出そうとしたけど、どうでしょうか?……ダメですねぇ……
3. 走る少女たち -hurry up!!-
今まで自分の作った中で一番テンポの速い曲。そしてメロディ以外も一番原曲に近い曲。
この曲は最後から2番目に出来た曲で最初はゆっくりした曲にしようと思ってましたがいつの間にか速くなってました(w
自分の作った曲でオルガンの音をメインにしたのは初めて。これはOrganized Trioというカンパウェアを使ってます。
なかなかいい音のするオルガンです。
4.
見た目はお嬢様 -starry night-
きらきら輝いている冬の夜の星空をイメージしてアレンジした曲。
早いうちに完成していたのですが、後々になって友人のthe neighborhood氏にベースを入れてもらって
がらりと印象がよくなりました。サックスの音はなかなかこだわって打ち込みました。是非聴いて欲しいです。
5.
虹を見た小径 -dazzling sunshine-
原曲はゲーム中で暖かい日常の場面で使われることが多かったこの曲ですが、
そんな雰囲気を壊さないようにアレンジしたのがこの曲です。
E-MU社のPlanet Earth Xという音源CDを買ったばっかりの時にそれを多用し、はしゃいで作ったのを憶えてます。
また、このアルバムの中で(多分)唯一ハード音源の音を使っています。まぁ殆どソフトですが……
試聴版では聴けないですけど、冒頭の英語はテキトーに音ネタをつなげて作ったので意味はメチャメチャですw
6.
追想 -retrospect-
アルバムの前半が陽だとすると、この曲から陰の部分がはじまります。
これは自分の趣味丸出しのアレンジを施しました。この曲の出来にはこのアルバム中で1番満足してます。
原曲とはまるで違うちょっと妖しくて冷たいようなエレクトロニカな雰囲気です。
中国の笛、アフリカのチャント、ジャンベなどの世界のパーカッションといった民族的な音も多用してます。
とは言え、ほとんどがフリーで手に入るものばかりを使用しています。
こんなマニアックなアレンジをしても全く色あせない原曲のメロディはホントに素晴らしい!
7.
永遠 -forever lost-
主人公が永遠を意識する時に流れる冷たくて浮遊感のある曲をビッグビート風にアレンジしてみました。
終始ギターが鳴きまくってます。そこにディストーションのかかったドラム、スクラッチ音、英語のラップ、
the
neighborhood氏の軽くオーバードライブ気味のJazz Bassの音が乗っかって厚みのある音になりました。
メロディのローズピアノの音も存在感があって気に入ってます。実はこれ、フリーソフトの音です。
ギターの音をもうちょっと太くすれば良
かったかなとも思ってたり……
8.
雨 -continuous rain-
ONEの中で最も好きな曲です。悲壮感のあるメロディラインを大事にして
ギター、ストリングス、エレピ、ビオラといったキレイな音のなる楽器だけを厳選してアレンジしました。
また、雨の中、空き地の前でずっとさびしくたたずむ茜の姿を想像しながらアレンジしました。
そういった雰囲気を感じ取ってもらえるとうれしいです。
9.
海鳴り -butagami's 4/4 style-
10.雪のように白く -butagami's 4/4 style-
この2曲はボーナストラック的な考えで作りました。
やっぱ自分の一番好きな4つ打ちの曲を作りたくてやっちゃいました。
やはり得意なジャンルの曲なのでこの2曲は他の曲と比べて早く出来ました。
両方の曲ともフリーのプラグインソフト、ロイヤリティフリーの音ネタのみで構成されてます。
つまりタダで作った曲です。そこら辺にも注意して聴いてもらえるとうれしいです。